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インクジェット導光板試作

製品概要

インクジェット技術によるエッジ入光タイプ導光板の試作を承っています。近年、電子機器の開発サイクルは短くなり新製品発売の優位性を確保するために、設計部門では短期間の開発が求められています。インクジェット方式は射出成型で必要な金型やシルク印刷で必要な版が不要なため、短納期でのサンプル作成が可能で初期費用が発生しません。実績では小型導光板から大型(65インチTVサイズ)も含め、ご依頼の大部分は1日(1種類)で終了しますので、設計のスピードアップとなるインクジェット技術を提供します。また、絵柄、模様、文字や写真のデータからの発光品サンプル作成の依頼も承ります。

特長・セールスポイント

インクジェット試作のメリット
  • 測定パターンデータを直ちにパソコン上で設計へフィードバックできます。
  • 立会いを実施する場合、目の前で輝度、輝度ムラの測定、見栄えの移り変わりを確認できます。
  • 金型が不要のため費用削減できます。
  • 営業担当が一貫して窓口になりますのでご安心ください。
射出成型、シルク印刷のデメリット
  • 金型・版の製作に時間がかかり、最終的な光学特性を得るまでに何度も金型・版の修正が必要であるため、1ヶ月から1.5ヶ月を要します。
  • 試作の回数が増えると、金型設計費用・版の設計費用が増えます。
  • 射出成型金型の場合、金型交換時に金型が損傷する可能性があります。

試作作業

試作作業及び光学パターン凸レンズ画像

試作の流れ
  1. お客様からの依頼内容詳細確認(図面、目標光学値、その他希望内容)。
  2. 弊社から試作可否の回答。可能な場合、試作費用見積書提出。弊社で部材購入も可能。
  3. お客様から発注。
  4. 試作日決定。
  5. 弊社工場で試作実施。
  6. 弊社から試作完成サンプル品発送。
  7. お客様へサンプル品納品。測定データ提出。

試作時の必要項目

お客様から支給
  • 基材(アクリル板もしくは他の材質板): 枚数
  • 点灯ユニット(バックライト): 1台
  • 同上 電源: 1台(小型の場合は弊社工場保有品利用可)
試作準備機器
  • インクジェット装置: MLP-850UV 1台(メーカー: THD)
  • 輝度測定器: BM-7 1台(メーカー: TOPCON)
  • 輝度分布測定器: Color Live 1台(メーカー: THD)ユーザーからの測定器の支給可

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